男性型脱毛症AGA・薄毛治療に使われるザガーロとアルボブの違い

男性型脱毛症・薄毛治療薬に使われるザガーロが現在発売されています。この薬と同一成分であるアルボブという薬が前立腺肥大症の治療薬として使われています。同一成分ですが、アルボブの効果・効能は、前立腺肥大の治療のみとされています。

同一成分であるため、アルボブを服用することによって、薄毛(脱毛症)も改善されますが、この同一成分であるアボルブを男性型脱毛症AGA・薄毛治療目的で使用した場合は、健康保険の対象とはしないとの通達が厚生労働省からされています。

例:薄毛(脱毛症)治療の目的でアルボブを医療機関で、健康保険扱いで処方してもらうことはできません。

同一成分なのに、適応(効果・効能)が違う!?

同一成分にもかかわらず、その薬の名前によって、効果・効能が変わります。
その他の例:同一成分のクスリであるものの、効果・効能を分けています。
・シアリス:勃起不全薬
・ザルティア:前立腺肥大治療薬
シアリスとまったく同じ成分なので、ザルティアを内服すると、勃起不全も改善されるということです。ただ、健康保険上、勃起不全でザルティアは処方してくれません。あくまでもザルティアは前立腺肥大治療薬として処方されます。自由診療では、処方してもらえます。


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