薄毛、ハゲと男性ホルモンとの関与を初めて科学的に証明したのは、ハミルトンというホルモン学を専攻していたアメリカの研究者です。
当時の発表された薄毛、ハゲ医学論文
詳細な臨床研究により以下のことが報告されました。
・思春期以降に薄毛、ハゲが発症
・思春期前に睾丸を除去すると薄毛は発症しない
・思春期後に睾丸を除去すると薄毛の進行が止まる
・男性ホルモンを投与すると再び薄毛が進行する
これらのことから、男性型脱毛症AGAが起こる現象には、男性ホルモンが深く関わっていることが明らかになりました。
また、男性ホルモンを投与することで、薄毛、ハゲ(脱毛)が進行した男性の家系には、男性型脱毛症AGAの人が多くいる傾向があり、一方では、男性ホルモンを投与しても薄毛(脱毛)が進行しない家系には、男性型脱毛症AGAの人が少ないこともわかりました。
このように薄毛になる人は、遺伝的要素が大きいと結論づけられました。父親が男性型脱毛症AGAだから子供も薄毛、ハゲになりやすいというのは、ある程度当たっていることだと言えます。