どうして、自分が薄毛になってしまったのだろう?と男性の頭髪が年々薄くなっていく現象。

この男性型脱毛症(薄毛)の大きな原因は、ずばり、「ホルモン」と「遺伝」が大きな原因とされています。

男性型脱毛症(薄毛)は、「AGA]と略して言われます。なぜAGAというのでしょうか?AGAは、Androgenetic  alopeciaの略称です。

Andro=アンドロゲン=男性ホルモンの総称
Genetic=遺伝性
Alopecia=脱毛症

よって、AGAは、男性ホルモンと遺伝によって生じる脱毛症(薄毛)という言葉の成り立ちになります。ただし、このような言葉の成り立ちだけで、解決されるものでもありません。

宦官に男性型脱毛症がいないという記録がいろいろ残されています。古代ギリシアにおいては、哲学者アリストテレスがすでに宦官には、薄毛がいないとする記録が残っているくらいです。(スケベな男は禿げる!)
※宦官:去勢を施した官吏(近代史では、中国が有名)

また、男性に女性ホルモンを投与すると薄毛が改善していくことが明らかです。男性に女性ホルモンを投与する機会というと、前立腺がんの治療または再発予防に使われます。

また、性同一性障害の男性から女性、いわゆるMTF(male to female)の治療でも女性ホルモンが使われます。こうした人たちには、禿げが見られません(すでに禿げてしまっている場合は別です)。

このようなことから、男性ホルモンが影響していることは間違いありません。

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