フィナステリド(プロペシア)は、本来前立腺肥大症の治療を開発されたものです。

男性型脱毛症について414名の日本人 男性被験者を対象
 フィナステリド(プロペシア)(1 mg/日、0.2 mg/日)を用いて治療期間48週間の化比較試験に続く374名の「日本人」男性被験者を対象としたフィナステリド(プロペシア)(1 mg/日)を用いた治療期間2年間の比較試験において、0.2 mg/日 から1 mg/日、プラセボから1 mg/日に増量した結果、勃起不全など性機能のに関する副作用はなかった。プラセボから1 mg/日に移行した患者で胃潰瘍1例、大腸ポリープ1例の出現に関しては因果関係は不明としている。

 重要な副作用として,頻度は不明であるが、まれに肝機能障害があらわれることがある。

 フィナステリド(プロペシア)(1 mg/日)を用いた355 名の男性被験者を対象とした治療期間48週間の比較試験において、前立腺がんの腫瘍マーカーである血清PSA濃度が約50%低下することが示された。

 フィナステリド(プロペシア)を投与中の男性型脱毛症に対し,前立腺がん診断の目的で血清PSA濃度を測定する場合は、2倍した値を目安として評価すべきであるとしている。
(男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版より抜粋)
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